【備忘録】Java_リテラル

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こんにちは。のわです。
今日はJavaからリテラルについてまとめたいと思います。


リテラルとはソースコード中に記述する値』のことです。

  int i = 10;

上記コードの「10」がリテラルになります。

そして、リテラルはデータ型を持っています。
上記コードの「int」が型になります。

このデータ型とリテラルには書き方に一定のルールがあります。
ざっとまとめてみました。

 int i = 10; // 整数
 long l = 100000L; // int型より大きい整数 末尾に「L」もしくは「l」をつける
double d = 3.14; // 小数点付きの数字
float f = 3.14F; // 小数点付きの数字 末尾に「F」もしくは「f」をつける
boolean b = true; // 真偽値 入る値は「true」か「false」
char c = 'A'; // 1つの文字 「'」で囲む 

int型とchar型は以下のような宣言も可能です。

  int a = 0x11; //「0x」で16進数表記 aには17が入る
  int b = 011; // 「0」で8進数表記 bには9が入る
  int c = 0b0011; //「0b」で2進数表記 cには3が入る

 char d = 12354; // Unicode表記 dには「あ」が入る
 char e = '¥u3042'; // Unicode 16進数表記 eには「あ」が入る

ここからが応用編、リテラルには任意の場所にアンダースコア(_)を入れることが可能です。
ただし、以下の条件をクリアすることが必要です。
 条件①リテラルの先頭と末尾にはつけられない
 条件②記号の前後には記述できない
ここでいう記号は「.」「L」「F」「0b」「0x」などのリテラル内で記述できるものです。

いくつか例をあげてみます

  int a = 1_000_000; // OK
  int b = _100; // NG 条件①
  int c = 100_; // NG 条件①
  int d = 0_1100; // OK
  int e = 0x_11; // NG 条件②
  float f = 3.14_F; // NG 条件②
  double g = 3._14; // NG 条件②

となります。

今回はリテラルについてまとめてみました。
次回はデータ型と変数についてまとめたいと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!