【備忘録】未経験からのエンジニア戦略【#2 エージェント編】

f:id:nowa0402:20211011061009p:plain
こんにちは。のわです。
今回は転職について考えていたことシリーズ2回目
内容はエージェントについてです。

ちなみに1回目は転職の軸について語っています。
興味のある方はこちらの記事を読んでみてください。
nowa-0402.hatenablog.com


未経験からのエンジニア転職でエージェントが必要なのか
私が実際に利用してみての感想・意見を述べたいと思います。

そもそも未経験転職でエージェントは必要なのか?

結論【基本的に不要】です。
なぜかというと、未経験転職でエージェント利用は圧倒的に不利だから。

エージェントは成果報酬型のビジネスモデルです。
企業はエージェントに対し高い単価を払って人材を雇うことになります。
このリスクを払ってまで未経験を雇いたくなるでしょうか。

しかし、全てにおいて不要という訳ではありません。
使い方次第で役に立つことがありあす。
実際私も利用しましたし…。
結果としてエージェントで内定をいただけました。

 ・企業からみるとエージェントを使ってまで未経験を採用するメリットが薄い
 ・要所要所で役に立つことがある。

これらのことから登録するのは損ではないと思います。
が、厳しい戦いになるのは覚悟しておく必要があります。





エージェント利用時に気をつけたこと

ここからは実際にどんなことに気をつけて利用していたか。
それを述べていきたいと思います。

複数社登録して比較する

私は2社登録して活動していました。
使用したのは
 ・リクルートエージェント
 ・マイナビエージェント
この2社です。
なぜかというと【比較】できるようにしたかったからです。

【比較】
第一の比較ポイントは
【自分と担当者の相性】を比較します。

エージェントも人なのでタイプがあります。
アドバイスが得意な方、親身に話を聞いてくれる方、はっきり意見を言う方…など
ここばっかりは人によって合う合わないがあります。
そのため、複数社登録して相性を見極めました。

第二の比較ポイントは
【求人の重複を確認】することです。

これはエージェントのヒアリング後からの話です。
ヒアリング終了後、おすすめ求人が送られてきます。
複数社登録しているとここで異変に気づきます。
同じ求人を出される場合があるのです。というかほぼ間違いなくあります。

この求人は申し込まないようにしました。
ダブっているということは、エージェントとして簡単に入れさせられる企業
ということだと私は判断しました。つまり楽に転職させられるということ。
エージェントさんに悪気は無いのだと思いますが…
私はこういった求人には申し込みませんでした。

他の応募方法も併用しながら進める

他の応募方法とはなんぞやという話。
例えば
 リクナビNEXTマイナビ転職などの求人サイトを利用する
 ・企業のHPから直接応募する

などがあげられます。

なぜ大切か
これは【いかにエージェントを本気にさせるか】に関わってきます。
このことは後述しますので一旦おいておきます。

書類・面接指導はとことん使い倒す

エージェントを利用するにあたって料金は発生しません。
そのため、指導・アドバイス関係は特に使い倒すのがおすすめです。

エージェントは第三者視点でアドバイスをくれます。
そのため、特に面接対策は十分活用したほうがいいと思います。

実際、私も面接対策でたくさん質問しました。
こういった点でフル活用するべきです。
エージェントも場数を踏んでいるため、対策関係はプロです。

それとエージェントは面接結果のフィードバックを企業からきいてもらえます。
次に向けた対策や、評価点も教えてくれるので心強いです。


エージェントを使った感想

ここからは実際に利用してみての感想を述べたいと思います。

基本的にSESしか求人紹介がない

これは未経験エンジニアという点では仕方ないと思います。
最初のヒアリングにでも言われますが

未経験は最初技術派遣からのスタートになるのが定石です。

みたいな話をされます。

SESがすべて悪いわけではありません。
人によっては様々な環境下で仕事できるのが楽しいと思える方がいます。
実際、私もSESでの働き方もありだと考えています。

勿論SES以外もあります。
個人的におすすめしたいのが
【非公開求人】にアクセスして求人を探すことです。

非公開求人はそのエージェント経由でしか応募できない求人です。
こういったのは大手求人サイトでは見ることができません。

実際、私は非公開求人から自分の軸にあった求人に応募し
そこから内定をいただきました。


どれだけエージェントを本気にさせられるかが重要

先程後述すると言った内容です。
これは要するに【エージェントはビジネスパートナーの関係】であることを忘れないということです。

最初に書きましたがエージェントは成果報酬型です。
どれだけ求職者をフォローしても、その人が内定承諾しない限り企業からお金がもらえません。

故に、求職者には何とか自分たちのエージェント経由で応募してもらいたい。
そういった思いがあると思います。

この場合、エージェント一本に絞って活動していたらどうでしょうか。
一本ということは、他に使っているものがないということ。
エージェントとしてはどんな対応をしていても内定承諾さえしてもらえればお金が入ってくることになります。

私は幸いにも
 ・エージェント経由での応募
 ・求人サイトでの応募
この2つがほぼ同時並行で選考が進んでいました。
また、どっちも魅力的で迷っている話はエージェントに伝えていました。

こうなると、エージェントとしては本気になります。
もし私がどっちからも内定が出て、求人サイト側に流れた場合に成果報酬がもらえなくなります。

本気になったエージェントは色々動いてくれるので転職活動を有意義なものにできます。
実際、内定後の調整やフィードバックはかなり頑張ってくれました。
いかにエージェントにやる気を出させるか。実感した瞬間でした笑

面接のフィードバックがもらえるのが良い

個人的にこれが有り難かったです。
エージェント経由で、企業からの面接評価をいただける場合があります。

私は下記のことを聞くようお願いしました。
 ・どんな印象を受けているのか
 ・高評価ポイントはどこか
 ・逆に懸念点はあるか

ここでのフィードバックは、当該企業だけでなく、他企業での選考でも役立てることができます。
そういった点では利用してよかったなと思います。

また、自分が普段意識していない、意外なところで評価されていることがありました。
こうした第三者視点での評価が素直に嬉しいです。



まとめ

今回は、エージェントについてまとめてきました。
ポイントです。
 ・エージェントは複数登録して相性や求人の質を比較する。
 ・他の応募方法を併用しながら進め、エージェントと程よい関係性を保つこと
 ・企業からのフィードバックや、面接対策でがっつり利用すること

最初の方で未経験にエージェントは不要と書きました。
ただ、転職活動を一人で、しかも初めてする方は不安がいっぱいだと思います。
こうした意味で、エージェントという頼もしい存在を活用するのは有りだと思います。

みなさんもとことん使い倒して、有意義な転職活動にしていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!