Linux LIPC1対策日記_パッケージ管理について
こんにちは。のわです。
今回は現在勉強中のLinux LPIC101から
パッケージ管理についての備忘録を書き留めておきます。
因みに使用している参考書はこちら(小豆本です)
Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応
- 作者:中島 能和
- 発売日: 2019/04/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
パッケージ管理コマンドで一番苦労しているのが
『形式によってオプションが全然違う』
ことです。
※両者形式については以下の通り
◎Debian形式(Debian系のディストリビューション)
dpkg、aptコマンド
◎RPM形式(Red Hat系のディストリビューション)
rpm、yumコマンド
例えばオプションが下記だったとします。
-l または --list オプション
この場合
dpkgコマンドで実行すると『インストール済パッケージを検索して表示』
rpmコマンドで実行すると『指定したパッケージに含まれるファイルを表示』
という意味になります。(※説明は参考書より引用)
教科書の説明からして何言っているんだ…といった感じですが
いい機会なので自分なりの言葉で共通部分の整理をしたいと思います。
①『パッケージの情報を表示』
dpkg -s パッケージ名 dpkg --status パッケージ名 rpm -qi パッケージ名 rpm -q --info パッケージ名
②『指定パッケージから生成されたファイルを表示』
dpkg -L パッケージ名 dpkg --listfiles パッケージ名 rpm -ql パッケージ名 rpm -q --list パッケージ名
③『指定ファイルを生成したパッケージを表示』
dpkg -S ファイル名 dpkg --search ファイル名 rpm -qf ファイル名
④『全パッケージ一覧を表示』
dpkg -l dpkg --list rpm -qa rpm -q --all
とても簡易的ですが、参考にしていただければ幸いです。